でむぱ氏 作品まとめ

Thread10-464 名前:でむぱ[sage] 投稿日:04/11/06 18:59 ID:yliX5M/3
Thread10-465 名前:でむぱ[sage] 投稿日:04/11/06 19:02 ID:yliX5M/3
Thread10-466 名前:でむぱ[sage] 投稿日:04/11/06 19:04 ID:yliX5M/3
Thread10-467 名前:でむぱ[sage] 投稿日:04/11/06 19:05 ID:yliX5M/3
Thread10-472 名前:(○口○*)さん[sage] 投稿日:04/11/06 23:54 ID:yliX5M/3
Thread10-474 名前:(○口○*)さん[sage] 投稿日:04/11/07 03:29 ID:ulEO0AH6
Thread10-475 名前:(○口○*)さん[sage] 投稿日:04/11/07 03:36 ID:ulEO0AH6
Thread10-476 名前:(○口○*)さん[sage] 投稿日:04/11/07 03:43 ID:ulEO0AH6
Thread10-480 名前:でむぱ[sage] 投稿日:04/11/07 06:31 ID:ulEO0AH6
Thread10-481 名前:でむぱ[sage] 投稿日:04/11/07 06:33 ID:ulEO0AH6
Thread10-482 名前:でむぱ[sage] 投稿日:04/11/07 06:36 ID:ulEO0AH6
Thread10-483 名前:でむぱ[sage] 投稿日:04/11/07 06:38 ID:ulEO0AH6


第1話

 ここはプロンテラの南に広がる草原地帯。城下町の南門から出てしばらく進んだところに
ある地域に一人手に持ったナイフを振る一人のノビがいました。
まだ冒険者になろうとノービスになって数日。彼女はアコライトになりたくて
一人黙々と経験値を積んでいました。
「ふぅ・・やっとlvがあがったよぅ・・・」 「やっぱ力とか体力つけないとなかなか思うように敵をたおせないなぁ・・・」
「それにやたらラブリーなモンスターばかりだから倒しずらい(泣」
「でもがんばろう!立派な聖職者になってたくさんの人達を癒せられるようになるぞ!」
とひとしきり自分に気合を入れるもポリンにすらやられそうな体力では長時間戦闘できる
わけも無く、休み休み一人で狩りをしていました。
「あぁ・・やられちゃったー・・・・」
ポリンから思わぬ一撃をもらってしまった彼女はそのばにへたりこんでしまい戦意喪失
俗にいうとナムってしまった。
「ウウ・・・めげずにがんばろう・・何のためにここまできたんだ!・・・・」
自分にいいきかせながらしばらくそのまま横になっている・・
まわりには自分と同じようなノービス達がちらほら・・・
複数でlvをあげてる人達や、高lvな人が面倒をみていたりしている・・・
「いいなぁ・・・・」
ふと呟くと・・自分の頭から声がしました。
「なむ〜」
ふと見上げるとそこにはカートを引いた商人が立っていました
「あ・・ナムありがとう・・・」
「起き上がるかい?」
といって彼はかばんの中からはっぱを取り出しました。「イグドラシルの葉」戦闘不能や
瀕死の状態から復活させることのできる葉。本来そういった状態の回復にはプリースト
がいないと無理なのだがこの葉っぱは誰にでも簡易的に使用できる優れもの。しかし
市場には多く出回っているというものやはり高価なものには違いなくそう何枚も使える
代物ではない。
「あ、いや・・いいです。まだ私ノービスだし・・・」
「それに弱いからまたやられちゃいますよ・・・」
というのも聞かずに彼は彼女に葉をつかう・・・・
「いいのいいの!」
「俺もさ使って見たかったんだ。初物だったしね」
と彼は言う
「そんな!なおさらじゃないですか!こんな私にわざわざ高価なイグ葉を使用するなんて!」
「それにお礼できるほどゼニーもってないのに・・・・」
彼女は申し訳なさそうにうつむく・・・
「だからいいっていってるのにw」
「それにアイテムは使ってこそなんぼでしょう。」
「俺が君に対して使いたかったから・・それでいいの!」
そういうとその商人は彼女の手を引いて木陰までつれてく。
(・・・・新手のナンパかな?・・・・・だったらやだなぁ・・・でもイグ葉のお礼もあるし)
(でも見たところ怪しい人でもなさそうだけど・・・・こういうのあんまり慣れてないから)
(ちょっととまどっちゃうよ・・・・・)
「ふぅ・・ここら辺でいいかな?」
「見たところ・・魔法職になりたいような感じだけど何になるんだい?」
「その・・アコラというと彼はその場に座りおもむろにカートの中から人参をとりだし彼女にこういう
イトになりたくて・・・」
「そうか〜・・・いい職業だしね〜まぁ初めのうちは辛いけどがんばってイイアコライトになりなよw」
と言い手に持った人参を彼女に差し出す」
「あの・・これは?」
「あぁ・・人参だよ?」
「いや・・見れば解りますけど・・・」
「それを食べながらがんばれってことさw」
「そんな・・こんなに・・・」
「いいのいいの・・・それとほら・・・これも使えばいいさ」
くたびれたブレードを彼女に持たせる
「ちょっとボロいけどいまのナイフよりかは少しはマシだと思うよ」
半ば強引に手わたされた人参と武器にすこし戸惑いながら彼女はお礼を言う
「ありがとう・・・言葉でしかお礼できないけど・・・ありがとう」
「だからいいのにw」
「でも・・・あったばっかりの私になんでこんな親切に?・・・」
彼女はすごくうれしかったが、心の中ではなにか見返りを期待してるのでは?と思い
素直に心から喜べない・・・
「あぁ・・・そうかぁ・・・確かに怪しいとおもわれちゃうよなぁ・・」
彼は遠くをみながら彼女に言う
「実はさ・・・俺が君と同じノービスだった時にさ。同じようにしてくれた人がいるんだ」
「その人がさこう言ったんだよ」
「お礼はいらないよ・・もしお礼がしたいのであれば私にじゃなく今の君と同じ境遇にいる人に
 同じことをしてください・・・ってね」 「今がまさにそれさw」
「すごくかっこよかったなぁ」
「だからさ・・君にってね・・・・」
「おっと誰にでもってわけじゃないよ?・・・ただ一人ナイフで戦ってる君の背中みてたらね・・・」
「なんだか放っておけなくってさ・・・」
彼はテレながら頭をかきここで露店でもだすのか?せっせとカートの中身を整理している・・・・
「いい人ですねw・・・・・」
彼女は微笑む
「え・・?・・・」
「あなたも・・その人もですよw・・・」
「そ・・そうか!?・・ははは・・・・」
彼女は外の世界に単身身をだしてから初めての人のぬくもりがこんなにも温かいものだと初めて気づき
ました。
「やっぱり出てきてよかった・・・・」
そう呟くと彼女はおもむろに立ち上がる・・・・
「お?」
「色々とありがとう御座いました!」
「ならよかったw」
「あと俺もまだlv低いからここら辺によく露店出したり収集品あつめたりしてるからさ」
「俺の名前は 製造 って言うんだ。気軽に声かけてくれよw」
「わかりやすいだろw」
「あはは。わっかりましたぁw」
と言うと彼女は貸してくれた剣を片手に元気良く走っていくのでした・・・・
陽気をのせた風が彼の髪をなでる・・・・
彼からもらった一本の剣がその後の彼女の運命を左右することになる事を彼女は知らない・・・
セイゾウ「ちぇ・・あの子名前ききそびれちゃったな・・・・」



第2話

 翌日から彼女は商人から貰った剣をぶら下げて昨日の場所に意気揚々と歩き出します。
腰に下げた剣は心地よい重量感と、鞘から抜いたときに発する鋭利な金属音・・・
ナイフといった短剣にはないリーチのながさ・・・・どれもが彼女の心を魅了していました。
そしてなにより自分の中で変わっていたものがありました。

―敵を倒したときの高揚感―

今までは持っていたナイフで斬るまでとはいかず突付いて敵を倒していたが
今は違う―
重量があるためちゃんと柄をギュッっとにぎり。両足で大地を蹴り。呼吸を整えて剣を振りかぶる・・
そして剣の重みにまかせて目の前のモンスターめがけて振り下ろす!
―ザシッ
一振りでポリンが弾ける・・・

「ふぅ・・・すごい・・・・」
(なんだろう・・・すごく・・気持ちがいい・・・)

昨日までは感じなかった彼女の中の別の何かが呼び覚まされた感覚・・・・・・・
(次はもっと速く剣をふってみよう・・・・次はもっと力を込めて振ってみよう)

―その日は日が暮れるまで彼女は敵を倒し剣を振ることに没頭する―

私が初めて剣士子つくった時のこと思い出しながら書きました。
剣士子とか騎士子が大好きで。ここの板みたときはすごく感動しました。

―次の日―
予想通りというかわかっていたというか彼女は酷い筋肉痛に襲われる。
昨日とはうってかわってぶら下げた剣をずるずると引きずりながら泊まっていた宿屋を
足取りおもく後にする。

「うぅ・・・フトモモが痛い・・・二の腕が痛い・・・・」
「昨日は帰ってからあちこちが痛み出してねむれなかったよ・・・・」
「もっと逞しくならなきゃ・・・」
ボーっとうつろな目をしながら街をうろつく・・・

プロンテラ城下町―
王国最大の首都。多くの人達が生活する活気に満ちた街である
通路に並ぶ露店の数々・・・日用雑貨から滅多に手に入らないものまである
「ここは南十字大露店街。この国の流通と情報の中心地全ての相場はここの露店街
を基準にされている―・・・・・か」

彼女が手にしているのは「月刊転職マガジン○月号」
「フムフム・・・・」
彼女は本屋に陳列されているその本を手にとってしばらく立ち読みする
本屋の店主が咳払いをしながらこちらへ視線をなげているのにようやく気がつき
あわてて本を元にもどして店をでる・・・・

「うう・・もうちょっと読みたかったな・・・・・」
背中の鞄からお財布を取り出して中身の確認。

「今日の人参代と宿屋代か・・・・・」
「きょうは筋肉痛で体中痛いし・・・うう・・まともに稼げるのかな?・・」
街の活気とは裏腹に彼女はうつむいたまま城下町をでていつもの場所へ
歩きながら彼女はふと思いました。
(このままアコライトに転職しちゃったら・・・もう剣は振れないのかな・・・・)

いい加減筋肉痛がピークにたっした彼女は木陰にちょこんとすわりながら
ポリンからでたリンゴをかじりながら自分と同じノービス達の狩りをながめる

「今気がついたんだけど・・・私一人なんだよなぁ・・・」

そう呟くと、急にさびしくなり涙がでそうになった・・・
彼女はうつむくがそれにこらえきれなくなってしまう。

―・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・―

「はっ・・・・」
彼女はふと目を覚ます・・・・
どうやらうつむきながらついつい寝ていたらしい。

「やぁ目が覚めたかい?」
「いやぁ〜寝ていたみたいだから起こすのも悪いかと思ってね」

隣にいたのはこの間の商人のセイゾウ
「あ・・・」
少し驚いた表情を浮かべる彼女をみながら彼はタオルを差し出す
「そこの水場で顔でも洗ってきなよ・・・・」
「目が赤いけど寝不足かな?・・・」

はっ!と彼女は気づき目の周りをごしごしこすり手渡されたタオルを片手に顔を洗いに
いく。

「あぁ・・変な顔みられちゃったな・・・・・」

恥ずかしさでその後も彼女は彼に一言ありがとうと言うだけで黙ってしまう・・・
彼のほうも何かあったのだろうと思いそれ以上触れてはこなっかった。

「調子はどうだい?もうそろそろ転職できそうかい?」
沈黙を終わらすように彼が話しかけてくる。

「うん・・・もうちょっとですね・・・・ただ・・・」
「ただ?」

「もらった剣を振っているうちになんだか・・・解らなくなってきちゃって・・・」
「わからなくなった?」
彼は何か意味ありげな彼女の言葉に首をかしげる・・
「何かあったのかい?」

その問いに答えることなく彼女は立ち上がり
剣を構える・・・・
「みてて下さいね」
そう言うと彼女は目の前にいたポリンめがけて剣を振り下ろす

「おお・・・けっこういい振りしてるんだねぇ」
「型は自己流なのかい?妙に様になってたけど・・・・」

彼女は振り向きながら彼に言います。表情はあまりよくなく複雑だ・・・
今でも泣き出しそうな表情。
「私は・・・ホントはアコライトになりたいんです!」
「なりたくて・・・家を飛び出したんです・・・」

セイゾウは彼女の飛び出してきたという言葉に反応し少し驚く
「君の両親は何をされてるんだい?」

「・・・・・・・・・・・・・父が騎士です」
「母はプリーストでしたが・・・・もう居ません・・・・」
彼女はそのままうずくまる・・・・・
「すまない・・・」
彼もまずいことを聞いてしまったと思いながらなんとかフォローの言葉を考えるも
なかなかうまくいかずただ沈黙の時間がつづいていくのでありました。

第3話

 しばらくうつむいたままの彼女をこまった表情でみているセイゾウ。
どのくらい時間がたったのだろうか・・・彼女は一向に顔を上げるふうはない・・・・
(まさか・・また寝てるんじゃ?・・・・)
とおもった瞬間―
彼女が顔をあげる
「なんで・・商人になったんですか?」

半分心が読まれたか?とタイミングのよさにドキリとするも彼女の思いつめた表情を
みるとなにかに酷く悩んでるいるのがわかる。
「そりゃ・・なりたかったからだよ・・・」
「それに・・・なにより大きいのは自分の作った武器を自分の仲間とかみんなに使って
もらいたいからさ」
「それにウチの親父も鍛冶屋でね・・・全然売れない鍛冶屋だった」
「売れなかったけど・・・・剣を作るときの親父はカッコよくてね・・」
「あぁ、本当にやりたいことってコレなんだろうなぁって思って商人で下積してから
立派な鍛冶屋になろう!ってきめたんだ」
「ほんとは初めはマジシャンになりたかったんだけどね」
「いまじゃならなくてよかったとおもってるくらいさ・・・」

彼女はそれからずっとセイゾウの長い商人への転職のなれそめを聞くことに。
自然と彼女から不安の表情が薄らぐ―
それを察したのかセイゾウは話を切り返す。
  「要は、自分がなりたい職業になればいいのさ」
「今の君は何がしたいんだい?」

彼女は一瞬表情を曇らせる。おそらく悩んでいたのは転職のことだと思ったセイゾウは
彼女の確信にせまる質問をする。
「わ・・私は・・・・・剣を振りたい・・・もっと速く・・もっと強く!でも・・」
「ずっと母さんみたいなプリーストになりたいと思ってた・・・」
「父はすごく厳しくって・・・いつも私に自分の理想を押し付けてた・・・・」
「それがすごく嫌で、母が居なくなってからもずっと・・・・・・」
「だから家を飛び出してきたんです・・・・」

「なるほどね・・・・それでアコライトをというわけか。」

「でも!ちがうんです!」
いつの間にか彼女はセイゾウの目の前にまではってきていた・・・
そして泣き出しそうに訴えかける。

「頭では、なりたくないって思ってるのに・・・・」
「剣を振るたびに・・・敵を倒すたびに・・・・体が反応しちゃうんです」
「次はこうしてみようとか、もっと速く振るにはとか・・・」
「無意識のうちに考えちゃうんです!」
「どうしたらいいんですかぁ!」

彼女はとうとうその場で泣き崩れてしまう・・・・
無理もないだろう、騎士になるのが嫌で家を飛び出してきたのに偶然出逢った商人からもらった
剣を振るうち、騎士の家系である父の血を色濃く受け継いでしまったがために剣という存在に
正直に反応してしまう。頭ではわかっていても体が反応してしまう。―矛盾

「ごめん・・。俺があの時剣なんて渡さなければ君はこんなにも悩むことなんて
なかったかもしれない。」

―そっと彼女の頭に手を添える
セイゾウは自分の好意でやったことがこんなにも他人を悩ませることとなるとは思っても
みなかった。まさしく小さな親切おおきなお世話とったかんじだと思った。
(俺のせいか・・・)
と思った瞬間彼女は顔あげて詰め寄る

「あなたのせいですからね!わたしがこんなんになってしまったのは!」

またまた心を読まれたかのごとく超反応の発言にビビリながら彼女の顔を見るも
その表情からはさっきまでの暗い表情はなく。むしろ吹っきれたに近い・・・

「俺は・・ど・・どうすればいいかな?・・・・」
汗ダクダクのセイゾウにさらに詰め寄って彼女は答える

「あなたが作った剣を一番初めに私にくださいね!無償で!!」
「しかも超強いやつですからね!!」

彼女の瞳のなかの自分が見えるぐらいまでの至近距離まで顔がちかづく。
セイゾウも女の子の顔が自分の目の前までにくることははじめての体験であり
なぜか鼻息が荒くなる自分が恥ずかしいと思いつつも彼女の髪からやんわり
香る石けんのにおいをさらに鼻息を荒くしてかぎ分けていた自分がどうにでもなれ
といった感じだった。

「おkおk!了解!・・・わかったよ・・・・」
「だから、あまり顔近づけさせないようにね。俺の鼻息がかかっちゃうよ。」
と彼女を自分から引き離す。自分でも何を言っているかサパリな発言だ。

「剣をってことは・・・騎士を目指すのかい?」
荒ぶる鼻息をおさえセイゾウは切りだす。

スッっと彼女は立ち上がる
視線の先には遥か向こうにある都。「イズルード」

「騎士っていっても色々あると思いますからね。」
「私は、父とは違ったまた別の騎士になります」
「父親と同じ職業でギャフンと言わせてやるんだから!」

理由はなんにせよ彼女がたちなおってくれたのは嬉しいことだ
セイゾウは彼女が騎士になったすがたを妄想しながらこたえる・・・
「イイ騎士になるよ・・・きみは・・」

そういうとセイゾウはカートから読みかけの雑誌を彼女に手渡す。
―月刊転職マガジン○月号―
「これに剣士への転職手順とか乗ってるからさ後で読んでおけよ」
「今度イズルードまでの道案内するから、明日は足りない経験値を積んでしまおう」

というと彼女は得意げにセイゾウにいい返す。

「今日中に経験値つんじゃうから行くのは明日にしましょう!」
彼女は自然と痛みが取れていた自分の体に何にも違和感を感じることなく
ブンブン剣を振り回します。この時から剣士系特有の能力である回復力向上が
備わっていたことに気がつくのはまだ先のことでした。

「あ、そういえば!」
「君の名前・・・・・まだ聞いてなかったよね?」
「なんていうの?」

突然思い出したセイゾウは彼女に聞く。
「あれ?・・・まだでしたっけ?・・・アハハ・・」

モジモジといいづらそうにする仕草が妙にかわいかった

「その・・s子です・・・・」
その声は小さくて聞きとれない・・・・
「ん?聞こえないよ?」
「ほら、今後の連絡のためもあるとおもうしいちを聞いておきたいからさ」
そういうと彼女は一呼吸してセイゾウに答えます。

「騎士子です!!」
「どお?わかりやすいでしょう!!」

顔を真っ赤にしながら答える

「素敵な名前だね。」
やっぱり君の両親はこうなることをはじめからわかってたんじゃないかな?
と心の中でつぶやきながら彼女を見る。
俺のセリフパクられた・・・・

程なくして彼女は剣士に転職いたしました。

徹夜してつくったりしてしまいました・・・・

―完ー






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Last-modified: 2006-02-18 (土) 14:13:36 (6636d)